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八芳園 『SDGs』

白金八芳園全館を使ったグローバルビジネスイベント『SDGs』に盆栽を展示しました。

来場者1500人を超す大イベントで、
日本ならではの伝統文化や職人体験、先進技術を駆使して館内が演出されています。
全国の農業や産業と新しいコンテンツの開発を進め、
グローバルなニーズをビジネスソリューションへと変換する事を目指しているそうで、
盆栽もその一端で展示をし、沢山の方にご覧いただいて
雨竹庵のショップカードやディスプレイサービスのパンフレットも次々に無くなっていきました。

岐阜県 美濃和紙と長良川の鮎の天ぷら
壷中庵の料理長が鮎を揚げてます。
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5階のフロアにも赤松と五葉松
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徳島県 スダチ「さなみどり」
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モダンやラグジュアリーな空間 
様々なシーンでも本物の盆栽は特別な輝きを放っています。
他の各フロアもいろいろなコンテンツ、プロダクト、料理などで賑わっていました。
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インバウンド・アウトバウンドにも力を入れていくようで
観光庁の方もいらっしゃっており、銀座唯一の盆栽屋と盆栽の宣伝をしておきました。

夏の軽井沢


銀座雨竹庵の夏季営業店としての位置づけの軽井沢店ですが、
今年も森前会長ご夫妻にまかせっぱなしとなっていまいました。
先日商品の補充に少しだけ顔を出しました。
まずは会長寝床の前田郷
喧騒から離れた静かな隠れ里といった雰囲気
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涼しい風吹かれ、心地良い気分にひたる暇もなく
早々にお店に向かい開店準備
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私は不在の軽井沢店でしたが、銀座のお客様が何人も立ち寄ってくださいました。
ここからお付き合いが始まったお客様もいます。
来年こそは軽井沢店に立とう! と思いつつ…
お盆休みの最中、盆栽のお届けに新潟県に向かって車を走らせました。

20日で7年目の夏季営業も終了しました。
今年もありがとうございました。

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銀座蔦屋書店イベント

何かと気になるGSIX銀座蔦屋書店イベントスペースで面白い展覧会をやっていた。

聞けば、担当の方の肝いりというので見に行ってきました。


国立奥多摩美術館 「生きろ②佐塚真啓 冬はさむい夏はあつい」
 ~8月5日まで
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テーマである「生きろ」とは
東京青梅市の山中で制作を行い活動しているアーティスト佐塚さんが考える
「作るために生きるのか?生きるために作るのか?」を思考し、辿り着いた
「生と制」という観念に基づいてアーティスト・作品を取り上げていく企画で、
彼はこの観念を「業(ごう)」と呼んでいるそうです。
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石まで地面直置きで飾ってある。
多摩川石か。。
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私達盆栽人にも「業」はあります。
入った当初に会長の森前に言われたことを思い出します。

「盆栽は人間の業の儚さを見事に物語っている。
  木を良く見せようという気持ちは、偽りの「映えの木」を作ってしまう。
  盆栽の映えとは日々の微妙な変化、自然の理に逆らうことなく生き抜く姿にこそ映えを見るのが盆栽の心だ」

と。

盆栽カフェ ねまれ~や


ずっとお世話になっているお客様が
群馬県安中榛名駅近くにお店をオープンしました。
こだわりのコーヒーやマスター愛蔵の盆栽が来る人を迎えてくれます。
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愛してやまない盆栽と大好きなコーヒーを
沢山の人と共有したいとお店を作ってしまいました。
こだわりのインテリアと盆栽が店内の静かな空間を演出しています。
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ねまれ~や とは
秋田の方言で「まぁ座ってお茶でも飲んでいって」という意味だそうです。
一目で朗らかで優しい人柄がわかるほどの店主は
話が弾めば大事にしている盆栽も譲ってくれるかもしれません。

ねまれ~やHP

軽井沢にほど近いところです。

近くに行った時は是非寄ってみてください。

桜の開花が早まってきたように
藤が咲くのもだんだんと早くなってきた気がします。

銀座のウィンドウには今期二本目の藤を入れました。
たくさんの人がカシャカシャ撮影してくれています。
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お客様と家紋の話をして勉強になりましたが、
藤を使った家紋は多くあるそうです。

優雅な花姿。
長寿で繫殖力の強い藤はたしかに家紋にピッタリだと思います。

隆盛を極めた藤原氏一族の家紋で、それにあやかろう広まっていったようです。
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樹齢150年のあしかがフラワーパークの藤もいよいよ見ごろ!
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GSIX銀座蔦屋書店

3月11日から19日まで
GSIX 6F 銀座蔦屋書店イベントスペースにて盆栽の展示販売がスタートしました。
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通常のレンタルディスプレイと特設コーナー「江戸の花見」でも
桜の盆栽を飾っているので至るところ盆栽だらけです。

「江戸の花見」
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昨年世界盆栽大会でも話題になった「矮鶏五葉松」も展示してあります。
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銀座蔦屋書店さんに盆栽を飾りだして、はや一年。
多くの方に盆栽を見てもらい、雨竹庵では出会わなかった人とのご縁もいただきました。
それもこれも盆栽を通じてのことです。
改めて盆栽ってすごいなぁと感じました。
たくさんに囲まれた中にある盆栽
本と盆栽の結び付きを考えてみると、
川端康成や芥川龍之介など多くの文豪の名前が浮かんできます。

Instagramでも写真を公開中です!

銀座雨竹庵・羽生雨竹亭Instagramページ
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BonsAI


これは凄い!
そしてこの五葉松見覚えある…

↓↓Youtubeのページに飛びます(音が出ます)↓↓

https://youtu.be/yorTP2be1Ws


TDKさんがテクノロジーを使って盆栽の新たな可能性と付き合い方を見せてくれています。


盆栽を枯らしてしまう。
という人でもこれなら少しは不安や心配の解消に一役買ってくれるのではないでしょうか!
自分で光合成しに動いてくれるし…
お水くださいとか言ってくれるし…

この中でも人が水遣りをしています。
盆栽は天と人とが造り上げていくものですから全部を任せてはいけませんね。
でもこんな未来も待ち遠しいです!

銀座入れ替えました!

長い事ブログの更新がなく申し訳ございませんでした。
何事も一度始めたことはちゃんと続けないといけませんね。

お陰様で先日の国風展・日本の水石展も無事に終わり
久しぶりにお店に来て盆栽を入れ替えました。
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ここのところの寒さで梅の花は進んでおらず
持ってきた盆栽はまだまだ蕾です。

ウィンドウの梅「思いのまま」は白とピンクの咲き分けで、
花芽のたくさんあるので咲いたら皆さんが写真を撮っ
ていかれると思います。
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店内で10日目を過ごしている椿は
真紅の美しい花を咲かせています。

品種というより藪椿の花性の違いでしょうか?
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芥川龍之介が
「自然が美しいのは僕の末期の眼に映るからである」
と手記に残しています。

「末期の眼」は極致だとして、
いつまでも一木一草一花にそんな気持ちで向き合いたい。
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作風展に出品

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作風展に出品する為に仕上げの手入れをしました。

森前会長のお客様の黒松。

何十年と長いお付き合いをさせて頂いていて、
とても著名趣味者の盆栽です。


針金造りは終わり、今後も鋏造りで仕上げていく老樹。



葉抜き、枝抜きをして仕上げます。

培養状態も良く、古木ですがとても生命力に溢れています。
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流水寒山路


深雲古寺鐘







山寺に佇む壮健な老樹にこんな掛け軸を合わせてみました。
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歌川広重の松

蔦屋書店 松
先日から銀座蔦屋書店で浮世絵師として
有名な歌川広重の江戸百景企画展が特設コーナーを設けて始まりました。

百景のなかには松やもみじ、梅など
植物が多く描かれています。

描かれた景色の臨場感を盆栽を設置して演出。
蔦屋書店 松3蔦屋書店 松2
松
精緻な線で彫られた作品の中には
広重の美意識で描かれた松の木もあります。

特に九十七景の「小奈木川五本まつ」は

能舞台の板絵の松とも違う。

線の動きが生きている松。

盆栽造りのお手本にしたい松です。

等伯の幽玄な松林図もいいけど、広重の松もいいなぁ。


今月27日まで限定200冊で特装版の書籍と、

百景の中から好きな作品を布貼り&箔押しの特別BOXに設えてくれるそうです。


銀座蔦屋書店HP
https://store.tsite.jp/ginza/
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