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銀座雨竹庵公式アプリができました

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銀座雨竹庵で新しい試みがスタートしました。

「銀座雨竹庵公式アプリ」
AppStore、GooglePlayにてダウンロードが可能です。

まだどこの盆栽屋さんもやっていないので一番乗りだと思います。
雨竹庵・雨竹亭をより身近に感じてもらい
盆栽や水石趣味の一助になる現代のサービスです。

銀座雨竹庵HP、羽生雨竹亭本店HP、Facebookページにもワンクリックで移動ができ、
展示会情報などもご覧いただけます。

まだまだやりたい事はたくさんありますので、
小さな一歩ではあるけれど盆栽・水石の為、足を運んでくださるお客様の為になればいいな。
と思っております。

銀座雨竹庵HPのトップ画面右下のAppStore、GooglePlayへのリンクから、
または下記URLのお知らせページから是非ダウンロードしてみてください。

銀座 雨竹庵
店長 島田浩


銀座雨竹庵お知らせページ
http://www.bonsai-uchikuan.com/news/92.html

軽井沢店

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今期の営業も27日をもちまして終了となりました。

昨年に引き続きお立ち寄り頂いた方、
毎年お顔を出してくださる方はもちろんの事、
今年もたくさんの皆様との出会い、ご縁をいただきました。

ありがとうございます。

軽井沢は少しづつ紅葉が進んで秋の装いを新たにしていきます。


銀座池の端羽生も色づく秋の盆栽で皆様をお迎え致します。




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中秋の名月

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今年の十五夜は9月15日だそうです。

天気予報ではあいにく曇りとなっていますが、ススキを置いてお月見ができるといいですね。

念のため雨竹庵では月の掛け軸と糸ススキを飾っておきました。

仲秋に書かれた、ぴったりの満月の掛物です。

 

9月の「十五夜」を中秋の名月と呼びますが、10月の十三夜を「後(のち)の月」と呼びます。

「後の月」は十五夜についで美しい月とされ、古の宮中では「十三夜」の夜に宴を開いて月を愛でていたそうです。

これも以前に森前会長に言われたことですが、

「十五夜を見て、十三夜を見ないのは『片月見』と言って縁起が悪いから両方見るんだぞ!」

と言われたのを思い出します。


月の満ち欠けでも様々な呼び名があります。

弓張月(ゆみはりづき)、待宵月(まつよいづき)、寝待月(ねまちづき)


こんな呼び名で月を見上げたら、いっそう風情が増しますね。

三つ足の正面

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先日お客様から三つ足の鉢や水盤の飾り方でご質問がありました。
 
正面は一本足が前にくるのか?
それとも二本足が前にくるのか?

私がお答えしたのは、一本足を前にして飾ってください。

でした。

我が親方にして会長の森前氏から昔そう教わりましたし、

後日あるご住職にもそう教わりましたので、その時のお話をします。
お寺にある三つ足の香炉は二本足を正面とし仏さま(上座)に向け、
一本足が人間側(下座)になるようにして飾ります。

三つ足の花器があったので、一本足をこちらに向けて、
お花の正面は何で人間側に向けて活けてあるのか聞いてみました。



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ご住職は、

「お供えされたお花を通して仏様は教えをこちらに返してくださっているので
 それで良いのです。
 床の間に飾られた盆栽や水石もこちらを向いて「教え」を説いてくれているのでしょう。」

とおっしゃっておりました。
ありがたや。
宗派によっても多少解釈は違うかと思いますとも付け加えられました。

39℃

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台風がそれて猛暑日真っただ中の羽生雨竹亭。 


澄み渡る青空に気持ちも清々しくなりそうですが、
あまりの暑さにくじけそうにもなります。 


管理・培養スタッフは日々炎天下の中、
園内の盆栽とお客様からお預かりしている盆栽たち一本一本に
朝一から水遣りをしてくれています。
百日紅は鮮やかな花色で咲き誇り、
木陰の築山の苔は青々と涼しげです。 

この暑さですから、先日銀座店にいらしたお客様の中には
水遣りが遅れて盆栽を痛めた方もいらっしゃいます。 
特に小さい盆栽をお持ちの方は気を付けないといけませんね。 
たくさんの盆栽をお持ちの方より、数点の盆栽で楽しんでいる方のほうが
水遣りを忘れてしまうようです。 

そんな方は朝の歯みがきをしながら、した後など、
日々のルーティンに水遣りを組み込むようにするといいのではないでしょうか。
 
愛情を注げば盆栽もそれに応えてくれます。 
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梅雨明け 銀座

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快晴の銀座では 
都知事選を明日に控えた候補者の演説が鳴り響いています。


先日からこの真柏が海外の旅行者達から
絶大な人気です。 




立ち上がりの水すいを抱きながら捻転する幹芸、
自然の厳しさを芸術的に表現している天シャリ。

なんて事がわからなくても 一目見て、
日本の盆栽に感動してくれています。


持って帰れれば。

という声をお店でも聞きますが残念です。

みなさん写真で我慢してもらってます。  
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片言の英語でお話ししていると、 
来年の世界盆栽大会にまた来るという方も多くいらっしゃいます。 
たとえ写真でも雨竹庵の盆栽を見て 
ひとりでも多くの人が世界大会に来てくれると嬉しいです。

書帯草

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この草物盆栽を初めて見たのはいつのことだったか。

風趣を感じる清々しい姿に心を打たれ、
初夏、盛夏の飾りに使ってみてはと、お客さまにオススメしています。
名前の由来もまた一興で、
想いをしたためた恋文をこの草で帯の様に結び、
緑の色が褪せる前に届いて欲しいと願いを込めて送ったそうです。

書帯草、良いですね〜。 
もし見つけたら、是非手に入れてみてください。 
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笹舟

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あっという間に7月に入りました。


七夕を目前に姫孟宗竹をお店に持ってきました。
 小ぶりな鉢でどこにでも飾って季節を楽しめます。


さやさやと涼しげで、風に揺れたりして、いとをかし。









小さい頃を思い出して「笹舟」作ってお店の池に浮かべてみました。
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父の日

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もう間もなく父の日ですね。
母の日よりも父親へのプレゼントの方が
何を贈ったらいいか悩んでいる方は多いのでは!


店頭に私が選んだオススメの盆栽を並べてみました!


いつもとは違った飾り方をしてますが、
イベント限定の一風変わったディスプレイです。
いつもと違うからか、若い女性の方の入店が増えている様で、
手のひらに乗るかわいい楓を買われていきました。
 
父の日に盆栽!
家に帰るたび、盆栽の話で前よりももっと親子の会話が弾むのではないでしょうか。
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沙羅の木

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栃木県鹿沼での風雅展も今日で最終日。
今朝、夏椿の花が可憐に一輪咲いていたので写真に収めました。
どうしても、平家物語を思い出してしまうのは夏椿(沙羅)の樹。

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり。
沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。

にある沙羅双樹は日本では写真の夏椿をそれとしていますが、
厳密には、まったく別の植物だそうです。
実際に沙羅双樹を見たことはないですが、
真っ白な夏椿の花が開いたまま下に「ぽとり」と落ちている様は
何とも言えない風情と、「必衰の理」を十分に表しているように思います。


京都・妙心寺の夏椿が有名ですから
今月下旬くらいに行くと写真に収めたくなるような景色が見られるのでは。
 
この夏椿は銀座に持っていく予定なのでその時はまたUPします。
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